今回は少々番外編となりますが、ケータイ電話機を話題にします。

『 世の中スマホが当たり前になって、“ガラケーで電話だけ使えればよい” と思う自分には居心地が悪くなってしまった。 』

そうお感じの方はいらっしゃいませんか?

① 現在 ドコモ、KDDI、あるいはソフトバンクのいずれかのガラケー(ケータイ電話)を使い続けていて、
②(端末の分割代金を含まずに)通信料金だけで毎月 2,000 円程度以上支払っており、
③ そろそろ機種変更しなければならなさそうだが、これからはスマホしか選べなくなるのではないだろうかと心配になってきている

そんな方に、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

AQUOS ケータイで 4G 時代のガラケー生活

ガラケー最盛期に多種多様な機種を世に送り出していた SHARP。現在はスマホが主体の商品ラインアップになっていますが、現在も少しばかりはケータイ状の端末を供給しています。
image001

本記事でご紹介するのは SH-N01 という機種です。この機種は画像のとおり 2 つ折りのケータイで、ガラケー慣れしているユーザーにとってはお馴染みの外観です。もちろん、もっぱら通話で利用するということであれば、申し分無い機能を備えています。

そしてこの機種の主要な特徴の 1 つは VoLTE と呼ばれる通話機能を持っていることです。 VoLTE 4G ネットワークでの通話機能です。

日本では既に「5G」という次世代ネットワークのことが話題にされるようになっており、今後ネットワークの世代交代が行われるようになっていきますが、それによってまず 3G ネットワークの運用が終了されることになります。

ガラケー全盛期は 2G から 3G にかけての時期でしたので、(2012 年までには日本で全ての 2G が終了した)現時点でのガラケー愛用者の利用端末の多くは、まだまだ 3G ネットワーク用となっていると思われます。これらの端末は 3G ネットワークの運用が終了してしまうと使えなくなります。

まだ国内大手 3 社のいずれも 3G の終了時期を明言していませんが、2020 年代前半にはその時期がやってくるのではないでしょうか。そうすると、長年ガラケーを使い続けてきている愛好者にとっては「否が応でもスマホに変えなければならないのか?国内大手はケータイを販売し続けてくれるのか?」という心配を抱える状況になるかも知れません。

そんな時、SH-N01 のような機種の存在が意味を持ってきます。3G ネットワークが終了しても 4G ネットワークで通話を行えるのであれば、またしばらくの間は安心してガラケー(ケータイ)生活を続けられます。

なお、国内大手各社が今後 4G 5G 時代の ケータイを販売しなくなるかというと、ケータイ状の端末の根強い支持層が存在する限り、それは無いようにも思われます。

それでも、「格安SIM 」と呼ばれる、国内大手よりも低料金の通信サービスを提供している会社の中に、SH-N01 のような 4G 時代のケータイを販売している会社もありますので、機種変更をきっかけに、より低料金の通話サービスの利用を検討されるのも良いのではないかと思われます。

本記事の公開日現在、SH-N01 を格安 SIM の契約とセットで販売している会社を 3 つご紹介します。

(イオンでは端末のみの販売も行っていますが、毎月の通信料金が国内大手より安くなりますので、回線契約とセットで SH-N01 を購入するのも良いかも知れません。)


 

一括購入価格

端末分割払の月々料金

(24回払い)

通話最安プランの月額料金
 

イオンモバイル

25,920

1,080

1,220

楽天モバイル

26,784

1,116円+分割手数料1

1,350

QTモバイル

28,512

1,188

1,5662


     表内の価格は全て消費税込の価格
※1   利用するクレジットカード会社の分割手数料がかかる。
    (楽天カードの場合は手数料無料)
※2   最初の12 ヶ月間は月額 961 円。13 ヶ月目からこの金額

この表に関してイオンモバイルを例にとりますと、SH-N01 を 2 年間の分割購入とした場合、
1,080 円+1,220 円= 2,330 円が毎月の費用となります。(その他に留守番電話などのオプションをつけない場合)

表が示すとおり、2 年間は端末の分割払い分が上乗せとなりますが、それ以降はわずか 1,220 円でガラケーを使い続けることができますし、3G サービスの終了時期を気にする必要も無くなります。

因みに、国内大手通信会社のケータイを利用する場合、端末購入代金の支払いを完了して通信料金のみの支払いとなった時でも、ドコモの場合で、最低 1,706 円(税込)、au の場合で最低 1,941 円(税込)はかかってきます。(いずれも、本記事公開日現在の各社提供条件)

月あたりで数百円の違いと言ってしまえばそれでまでですが、月額料金が2,000 円を下回っている水準でのこの違いは大きなものと見えなくもありません。

なお、残念ながらこの機種に関してはメーカーの SHARP 自身が取扱説明書の中で、「日本での使用を前提」としており、海外での使用はお客様責任で行ってくださいとしています。

そのためなのか、搭載している通信機能がかなり限定されています。
4G    Band 1、Band 19
3G    Band 1、Band 6、Band 19

この中では Band 1 の 2100 MHz くらいしか海外で使用できず、これに該当するネットワークを運用している国や通信会社も限定されてきますので、ほぼ海外では使用できないと考えた方が良い仕様です。

このように見てきますと、日本でガラケー風の端末を国内格安 SIM 事業者から購入できる環境が今もあるとは言え、
これを日本から海外に持ち出せる訳ではないので、
・・・やはり「ガラパゴス」ケータイなのか・・・
ということになるのかも知れません。