Turkey2

前回の記事の追記になりますが、トルコで Google の「マップ」アプリを使用した際の画像をいくつかご紹介します。

皆様は日頃、地図アプリをお使いになっていますでしょうか。

地図アプリは、

(1) 自分の訪問先の周辺状況 (観光スポットや建物の位置関係など) を事前に詳しく調べることができる。

(2) 自宅(あるいは自分が現在居る場所から訪問先までの複数の手段での移動経路 (自動車、電車、徒歩など) を調べることができる。

(3) (2)で調べた経路を、そのまま車や徒歩などでのナビゲーションに利用できる。

(4) 知らない土地などで迷ってしまった時に、自分の居場所を地図上に表示して自分の位置を確認できる。

など、様々な形で利用者を助けてくれるありがたいアプリですね。

そして地図アプリは日本国内だけでなく、海外でも本当に頼りになります。

例えば 現在地 から、これから訪問したいブルーモスク までの経路を調べれば、
Car    Train
のように、
「車(タクシー)では31 分くらい」とか、「バスやトラムを利用すると 1 時間と少し」
といった内容で、直ぐに(その時点でのその区間においての)結果を示してくれます。

もちろん、経路検索結果をそのまま下の図のような形でナビに利用することもできます。
navi

知らない土地でタクシーに乗ったりすると、ふつうは任せっきりにするしかありませんし、
どこをどう走っているのか、遠回りしていないのかなど、分かりようがありませんが、
ナビを使って「次の角で左に曲がる筈だ」などと、タクシーの走り方を予測するなども面白いかも知れません。

もちろん、自分の現在地が分からなくなった場合や、
乗り物に乗っている最中に「今右に見えている建物は何だろう?」という疑問を持った際など、
さっと下の画像のように地図アプリで自分の居場所を地図上に表示すれば、
location
あまり時間を浪費せずに目的地に向かうことができるようになったり、
「その建物は美術館だったのか」などと、建物の正体を知ることができたりもします。

このように地図アプリは非常に有用なアプリですが、インターネット経由で地図データをダウンロードしますので、データ通信は必須です。

(現地に行く前に予め Wi-Fi 環境で、行き先の地図データを自分のスマホにダウンロードして保存しておくという方法もありますが、場所によっては地図データの保存ができない場合などもあります。)

ただ、神経質にならなければならない程、地図データの読み込みが大量のデータを受信することになるかというと、そうでもありません。

弊社では、様々な場所で実際に hellosim を使用して地図データの読み込みやナビゲーションを繰り返し、課金されているデータ量を測定してきていますが、大雑把に言って、地図を表示し続けながら 1 km 移動するのに送受信されているデータ量は、せいぜい 0.6 MB ~ 0.8 MB 程度です。

こういった数値は、都会のように建物などの情報が多い場所と、地方の山間などでほとんど建物などの情報が無い場所では多少の違いが現れる可能性がありますし、ある地点の地図をどれ位拡大するかによっても、情報量が変わります。
(地図を拡大すればする程、少し動くだけで直ぐに隣接地域の地図データを読み込む必要が生じます。)

ただし少なくとも、1 km の移動あたり 0.6 MB ~ 0.8 MB 程度という数値は、いずれもビルなどの建物が多い都市部の数ヶ所で、ビル名などを読み取れるレベルに地図を拡大して繰り返し計測した結果です。

スマホというものは、何処へでも持ち歩いてこその道具ですし、地図に関しても、自分にとって初めての土地を常に移動しながら利用できてこそ、最大の効用が得られるのではないかと思います。

トルコなど、hellosimインターネット・パッケージを利用可能な国々では、海外でも格安でデータ通信を行うことができるので、地図アプリを大いに活用することができます。
愛用のスマホ 1 つで身軽に自由に見知らぬ土地を歩き回るのは楽しいものですね。

留学などで外国に一定期間滞在する場合も、地図アプリを有効に活用することで、限られた期間に、より多くの場所を訪れることが可能になるかも知れません。